とある親戚(俺とは別系統)の家で怪異が次々と起こった。
その家はとある霊能力者に調査を依頼。
「これはいけませんね。強い恨みを持った悪霊がいます」
といって盛り塩をしていったそう。
ところがいっこうによくならない。
たまたま法事関係でその家に行った婆ちゃんが見てみると、
「…塩の置き方を間違えとるな」と。
しかも怪異の原因は床下に狢が潜んでいただけ。
婆ちゃんは早速狢が嫌がるにおいを放つ草を使って床下から
追いだすと、そのままフルぼっこ。
その後婆ちゃんはその偽霊能力者の住所を聞き出すと、
何体かの妖怪(無害な奴等)をけし掛けたらしい。
その偽霊能力者はその後親戚の家に謝りにきたそうな。
猫又に顔舐められたり、
かいなでという妖怪に体中触られたりで散散だったらしい。
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