ある道で、夜そこを通ると突然何かが背中にひっついてきて
どんどん重くなり、最後には動けなくなるという怪異があったそうです。
一応朝になると背中にいた何かは去っていくのだが、
不気味だというので婆ちゃんに依頼がきました。
婆ちゃんはぼろ布同然の上着を着て、例の道を夜歩いた。
するとやはり何かが背中におぶさってきたが、
上着が破けてそれはドスンと落っこちた。
婆ちゃんはすぐに振り向くと、
何かが猛然と襲いかかってくるところだったので、
それを背負い投げで投げ飛ばしたそうです。
あとは体制を立て直される前に拳の連打。
正体は人間の子供くらいの大きさはある蜘蛛だったそうな。
その蜘蛛は婆ちゃんから受けた拳で気絶しており、
その隙に焼いて供養塔を立ててきたそうです。
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