【払い屋 婆ちゃんシリーズ】一番苦戦した話

払い屋 婆ちゃんシリーズ
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婆ちゃんが一番苦戦した妖怪退治だとか

20年程前の話

近所の森の中で人が行方不明になる事件が続発。
婆ちゃんは危険な妖怪が住み着いたと判断し、退治しに向かった。
持ち物は薬草各種とお札各種。

森の中で婆ちゃんはその妖怪を発見した。

それは鬼太郎に出てくるバックベアードみたいに黒い球体に一つ目で、まるで蜃気楼に囲まれているかのようにぼやけていたそうだ。
婆ちゃんはすぐに「こいつはやばい」と感じたらしく、すぐに近くの木陰に隠れたが、それに睨みつけられてしまい、激しい眩暈に襲われた。
婆ちゃんは持ってきた薬草で気付け薬を簡易で作って飲み、正気に戻ると、森の奥深くまで来てしまっていたらしい。

土地勘があった婆ちゃんはなんとか森を脱出。

すぐに婆ちゃんは締め縄をない、清めの塩を取りよせ、お札を焼いた灰を混ぜた。
あとは例の妖怪を待ち伏せて、塩を投げつけて、まず目を潰したそうな。その後はお得意の殴る蹴る(今回は竹槍でぶっさしもしたとか)で妖怪を叩きのめし、近場の洞窟に閉じこもることを命令し、その洞窟に締め縄を張って封印。
その後婆ちゃんはその妖怪を手なずけたらしく、その妖怪からいくつか術を教えてもらったそうです。

婆ちゃんは「眼鬼」って呼んでました。

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